焼きぶろぐ

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本の紹介:エンジニアのためのデザイン思考入門

本の紹介:「エンジニアのためのデザイン思考入門」著:東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト,齊藤 滋規,坂本 啓,他

久しぶりに読んだ本がよかったので紹介します。

最近はやり?のデザイン思考を実践的なワークで学べる取り組みをこんな風にやっていますよ、という内容でした。
実際にやっているのは東工大の大学院のコースの一つのようです。めっちゃ参加したい…

www.esd.titech.ac.jp

デザイン思考とは

ユーザへの「共感」から「問題定義」を行い、アイデアの「発送」「プロトタイプ」「テスト」といった5つのステップを繰り返すことで、問題の本質をインサイトとしてとらえ、そのインサイトにもとづいたソリューションをデザインすること、そのプロセス、その考え方 *1

これだけ読むと普通のマーケティングからの製品開発の話?という感じですが、このプロセスの中の動き方が違うようです。
開発で言うとウォーターフォールアジャイルの違いのようなものだと思います。しっかりと市場調査を行って製品を作り、リリースの直前にプロトタイプを作成してテストを行う…という流れではなく、まずは発送をもとに雑でもプロトタイプを作ってしまう、その段階ですぐにユーザにテスト(体感)してもらう、というような流れです。

私が本著から感じたデザイン思考にもとづいたプロセスの考え方は下記の通りです
※デザイン思考というよりは、本著でとりあげているESDコースで大切にしている考え方だと思います

  • ユーザの考えを勝手に予測して分析するのではなく、まず話を聞いて「共感」する
  • ユーザが気づいていない不満を理解するために、ユーザをとりまく環境を含めて再現・体感する
  • 雑なプロトタイプをすぐ作る。プロトタイプを作る前に時間を使いすぎない
  • ユーザに対してはスライド等で概念的な話を聞くよりも、プロトタイプのような「実体のある物」を使用して説明されたほうがより具体的な体感ができる
  • 良いアイデアは多様性のあるチームで正面から話し合うことで生まれる。過ごしてきた環境の違う他人と尊重しあってチームを高めることが大切

正直いろいろな思いはあるのですが、、つらつらと感想を述べるよりも「やりたい!!!」と思わせる、わくわくさせる本でした。
とりあえず会社の人に言って参加させてもらおうと思ってます。

今日はそんなところです

*1:東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト他『エンジニアのためのデザイン思考入門』翔泳社,2017